一宮市が持つ高い繊維に関する技術(モノづくりの技術)や豊富にストックされた生地等を活用し、認知度が高まりつつあるサブカルチャーの一つである「コスプレ」に着目し、仮装衣装製作のための助言などを行うとともに、市内に存在する観光資源を活用し、衣装の披露の場を提供することで、地域の活性化を目指すプロジェクトです。

  • 昭和初期には毛織物の産地として隆盛を極めた尾州産地であるが、バブル崩壊後は空洞化に伴い、事業の縮小、転廃業が相次ぎ、現在は大きく衰退している。
  • 日本の繊維製品における輸入浸透率は90%を超え、自給率では4%と、大変な輸入超過。
  • 「川上から川下まで」という言葉に裏付けられるように撚糸からはじまり、織物、修整・整理、縫製までが一つの地域に集積している全国でも数少ない繊維の産地。

  • 未来の一宮創造プランコンテストを実施、「繊維の町からコスチュームタウンへ」と題したプランが最優秀賞を獲得。
  • 「世界コスプレサミット」とタイアップし一宮七夕まつりにてコスプレパレードを実施。
  • コスチュームタウン構想の具現化を検討するための「コスチュームタウン研究会」を組織

1.地元の催事と連携した仮装イベントの開催
仮装イベントの開催、地元開催の仮装イベント、コミックマーケットへの支援
2.アンテナショップの設置による生地の供給及び仮装衣装の作成のための助言
情報発信拠点の開設、セミナー・講習会の開催、臨時撮影スタジオ設置、生地の頒布会の開催
3.地域資源ブランディングの形成

  • コスプレイヤーだけでなく、市内を訪れる観光客をターゲットとして、イベントを開催することによって交流人口を増加させる。
  • 子どもからお年寄りまで仮装衣装で楽しむことのできる風土を形成し、地域の活性化、賑わいの創出を行う。
  • 生地の購入から、衣装の作成のための助言、披露の場の提供を支援し、そのことで、地場産業である繊維産業を活性化させる。